文化庁メディア芸術祭 京都展

文化庁メディア芸術祭京都展

Japan Media Arts Festival in Kyoto POETRY FOUND BY SCIENTISTS Eyes for the world
科学者の見つけた詩−世界を見つめる目−
©高野文子『ドミトリーともきんす』テキスト:湯川秀樹「詩と科学」より
©高野文子『ドミトリーともきんす』
テキスト:湯川秀樹「詩と科学」より
展覧会
2021.
1.5
tue
-1.13
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シアター上映
1.5
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-1.17
sun
1月12日(火)は休館
10:00-18:00(入室は30分前まで)
入場無料
京都文化博物館(公益財団法人 京都文化財団)
©高野文子『ドミトリーともきんす』
テキスト:湯川秀樹「詩と科学」より
©高野文子『ドミトリーともきんす』テキスト:湯川秀樹「詩と科学」より
©高野文子『ドミトリーともきんす』
テキスト:湯川秀樹「詩と科学」より

「科学者の見つけた詩
 –世界を見つめる目–」

「科学者はときどき、思いがけない詩を発見する」
これは、京都ゆかりの物理学者・湯川秀樹の言葉です。
湯川は一方で進歩した科学が高度に専門分化する弊害を見抜き、科学者を「詩を忘れた人」であるとも書いています。
一見、遠く離れているように見える「詩(芸術)」と「科学」。
対峙するかのような両者に、新しいつながりを探るメディア芸術の作品があります。
たとえば、漫画作品『ドミトリーともきんす』(高野文子作)は、そのひとつです。
そこに登場するのは、京都で学んだ朝永振一郎と湯川秀樹、中谷宇吉郎、牧野富太郎。
本展では、この若き科学者の探求と、彼らの言葉を手がかりにしながら、「世界を見つめる目」としての作品と科学者の言葉が開く地平を提示します。

自然は曲線を創り人間は直線を創る。

往復の車中から窓外の景色をぼんやり眺めていると、不意にこんな言葉が浮かぶ。(・・・)
実際今日知られている自然法則の殆ど全部は、何等かの意味において直線的なものである。しかし
更に奥深く進めば再び直線的でない自然の真髄に触れるのではなかろうか。
ここに一つの問題、特に理論物理学の今後の課題があるのではなかろうか。
「自然と人間」湯川秀樹
Works
 
ジャパン・シンドローム~関西編
高嶺格
Tadasu Takamine
©Tadasu Takamine
第23回マンガ部門大賞
ロボ・サピエンス前史
島田虎之介
Toranosuke Shimada
©島田虎之介/講談社
第23回 マンガ部門優秀賞
ダブル
野田彩子
Ayako Noda
©野田彩子/ヒーローズ
第10回アート部門大賞
Imaginary・Numbers 2006
木本圭子
Keiko Kimoto
©Keiko Kimoto
第22回アニメーション部門優秀賞
ペンギン・ハイウェイ
石田祐康
Hiroyasu Ishida
©2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
第18回アニメーション部門新人賞
たまこラブストーリー
山田尚子
Naoko Yamada
©京都アニメーション/うさぎ山商店街
第21回アニメーション部門審査委員会推薦作品
夜は短し歩けよ乙女
湯浅政明
Masaaki Yuasa
©森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会
第23回 マンガ部門優秀賞
鼻下長紳士回顧録
安野モヨコ
Moyoco Anno
©安野モヨコ/Cork
第16回マンガ部門審査委員会推薦作品
25時のバカンス 市川春子作品集II
市川春子
Haruko Ichikawa
©市川春子/講談社
 
super reflection
intext
©intext
 
ダムタイプ パフォーマンス作品記録映像
memorandum
ダムタイプ
Dumb Type
©dumb type / photo: Kazuo Fukunaga
 
決してマネしないでください
蛇蔵
Hebizo
©蛇蔵/講談社
ラスコウの原始人たちは、非常に優れた科学者の素質をもっていたことになる。

人類は、地球上にはじめて出現したときから、すでに芸術家であり、かつ科学者であった
わけである。そして彼らの芸術も、科学も、ともに生活に密着したものであった。
中谷宇吉郎「なにかをするまえに、ちょっと考えてみること」
Event
BitSummit 連携企画「生き様トーク!クリエイター達のインディーゲームに込めた想い」
1月9日(土)16:00~
本館3Fフィルムシアター
毎年京都で開催されているインディーゲームの祭典「BitSummit」で活躍するクリエイター達たちによるトークセッション。クリエイター達がゲームに込める想いとは--クリエイターとしての表現をゲームに懸けた理由、またその想いを作品とともに語っていただきます。
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伊藤ガビン×タナカカツキ「暮らしと解像度」
1月11日(月・祝)16:00~
本館3Fフィルムシアター
「パラッパラッパー」などのゲームやTシャツショップ「TEE PARTY」をプロデュースする編集者・伊藤ガビンさんと、「コップのフチ子」、「サ道」(漫画原作)などを手掛けるクリエイター・タナカカツキさんによるトークイベント。
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ご来場の皆様へ

会場では新型コロナウイルス感染症対策として、「博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に基づき、来場者の体温チェック、消毒液の設置、マスク着用、混雑時の入場制限等をはじめとする感染予防・拡散防止の取組を実施いたします。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

  1. 新型コロナウィルス感染拡大を防ぎ、皆様に安心してご観覧いただけるよう、次の方のご入場はお断りいたします。
    • 咳や発熱の風邪の症状、息苦しさや強いだるさなどがある方。
    • マスクの着用をされていない方。
    • 新型コロナウィルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある場合。
    • 過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある場合。
  2. ご入場の際のお願い
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    • 受付では最低1mの間隔をあけてお並びください。
    • ご入場に際しては、サーモグラフィーカメラ(体温センサー)の前に立って、ご自身の体温をご確認の上、ご入場ください。平熱と比べて体温の高い(目安として37.5度以上)お客様は、ご入場をお控えください。
    • 感染拡大防止対策のため、来場者には入室記録登録をお願いいたします。万が一、来場者に新型コロナウイルス感染症患者の発生が判明した場合、必要に応じて保健所等の公的機関に情報提供することがございますので、ご了承ください。
      方法①新型コロナウイルス緊急通知サービス(こことろ)等のアプリ登録
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    • 会場の状況によっては入場制限等をする場合がございます。
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