文化庁メディア芸術祭
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科学者の見つけた詩
−世界を見つめる目−
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data.scan
data.scan
池田亮司
©Ryoji Ikeda/高松市美術館蔵
LEDディスプレイ、コンピュータ、スピーカー、木製台
2009年
作品について
data.scan
池田が活動の当初より重要なシリーズとして継続しているdatamaticsシリーズのひとつであるdata.scanは、人体と宇宙をマッピングすることで得られた大量のデータを扱い、オーディオとビジュアルの関係性を提示する。data.scanの音と映像のダイアローグは、ランダム性、スケールの限界点、見えるものと見えないもの、聞こえるものと聞こえないものといった二項対立の概念についてである。そこに生起する音と映像のダイナミクスは私たちの知覚の閾値に挑戦している。
作家プロフィール
池田亮司
Ryoji Ikeda
1966年生まれ、パリおよび京都府を拠点に活動。作曲家/アーティスト。電子音楽の根本であるサイン波を用いたシンプルなパターンの反復からなる作品や、コンピュータとデジタル・テクノロジーを極限まで駆使し、ピクセルといった最小単位にまで突き詰められた表現は、国内外で高い評価を得ている。
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