文化庁メディア芸術祭 京都展

文化庁メディア芸術祭京都展

Japan Media Arts Festival in Kyoto POETRY FOUND BY SCIENTISTS Eyes for the world
科学者の見つけた詩−世界を見つめる目−

文化庁メディア芸術祭 京都展

文化庁メディア芸術祭京都展

Japan Media Arts Festival in Kyoto POETRY FOUND BY SCIENTISTS Eyes for the world
科学者の見つけた詩−世界を見つめる目−

たまこラブストーリー
山田尚子

第18回アニメーション部門新人賞(劇場アニメーション)
©京都アニメーション/うさぎ山商店街
83分/サウンド/FHD
2014年
上映日時
1/11(月・祝)13:30〜/1/17(日)17:30〜
作品について

たまこラブストーリー

Tamako love story
高校3年生に進級した主人公・北白川たまこの頭の中は、大好きなお餅のことばかり。学校の帰り道、たまこは仲の良い友人たちと進路の話をしていた。不安を抱えながらも将来のことを考えている友人たちに対して、彼女は何気なく、将来は家業のお餅屋を継ぐと答える。周りが変わっていく予感を少しずつ感じ始めた頃、たまこは幼なじみの大路(おおじ)もち蔵(ぞう)から、東京の大学へ行くことを告げられる。幼い頃からもち蔵とずっと一緒に過ごしてきたたまこにとって、それは思いもよらないことだった。そしてもち蔵から「俺、たまこが好きだ」と告白を受ける―。突如訪れた“恋”というきっかけが、一人の少女を大人の階段へと導く。テレビアニメーション『たまこまーけっと』の続編となる青春物語。
作家プロフィール

山田尚子

Naoko Yamada
京都府出身。2004年、京都アニメーションに入社。TVアニメーションの『AIR』から原画、『CLANNAD -クラナド-』から演出を手掛ける。TVアニメーション『けいおん!』『けいおん!!』『たまこまーけっと』『映画けいおん!』(11年)監督。
贈賞理由

第18回アニメーション部門新人賞

新人賞ではあるが、ある意味においては現在の日本のアニメーションの到達点といえるだろう。日本のアニメーションは世界の中でも特異な発展を続けているが、何気ない日常の中にみずみずしい感動を見つけるという視点はやはり独特といえる。映像を注意深く見ると、その鋭敏な感性だけでなく、アニメーターとしての技量や演出者としての計算、そして強い意志に裏付けられていることがよくわかる。「ジャパニメーション」という言葉があるが、まさに本作はその1ジャンルを担う作品であると確信している。
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